少し肌寒い季節であろうバチカル。
君が風邪を引いていないか、体を冷やしていないかとか考えてしまう。
バチカルは全体的に寒く、夜は結構冷える。
たとえ王室で暮らしていたって風邪は引くだろう。
しかもナタリアはこの時期だっていろんな所を視察していると聞いた。
俺がついていれば・・・。
なんて考えしまうのは自惚れだろうか。
でもついていたいのは本当で。
おかしいな。
離れていてもやっぱりすきなんだって思い知らされる。
グランコクマでブウサギの世話をしながら遠くはなれたバチカルの君を想う。
グランコクマはどれだけ寒くなるのでしょう。
心配してしまう。彼が頑張りすぎて倒れてしまうんじゃないかって。
別にピオニー陛下がガイを休ませてくれなさそうと言うわけではない。
陛下はそんなに悪い人じゃない。
あの人柄だからガイにあまりストレスになっていないだろうし。
私のそばにおいて置く方が・・・。
なんて考えてしまうのは自惚れかしら。
でもそばにいて欲しいのは本当で。
おかしいわよね。
離れていてもやっぱりすきなんだって思い知らされる。
バチカルで次の視察の準備をしながら遠くはなれたグランコクマの彼を想う。
Fin
あとがき
一周年記念フリー小説ですv
持っていくのに報告など要りませんが報告してくれるとものすごく喜びます。
高原が時を表すのなら私は季節を表してみました。
ガイとナタリアが一緒の事考えてればいいなぁと想いながら書いてましたw
この小説を見てくださっている皆様に感謝を込めて。
これからも温かい目で見守ってください.
Isara