「んー★私ってば発明の天才?」


そういうハロルドはご満悦の様子。



お揃いの短剣。

強度、扱いやすさなど総合的に見て一番良かった物。
それにハロルドは加工をし僕のにH、自分のにJと彫った。

「どうしたんだ?こんな事をして。」
「んー?別にしたかっただけ。なんか文句ある?」



何だか可愛いと思った。
こういう時間も悪くないと幸せを噛み締める。










最後の戦いの時、その短剣をみる。

消えてしまう記憶。
僕は消える。
この短剣は残るのだろうか。


どちらにせよハロルドは僕に幸せをくれた発明の天才だろう。









fin


【5:発明の天才】

ハロルドは気分屋そうなのでジューダスにいろいろな事をしてそうです。【笑
それがジューダスにとって幸せだったらいいなぁと妄想。【汗

8:とつながっています。