僕は幸せ者だ。









*I‘m So happy*











「ねむい・・・・。」



読みたかった本を全て読破したら

もう夜。

こんな日はいつでもあった。

旅をしていたときはさすがにしなかったけど。



さてもう寝よう。


そう思ったので本を片付けて

ベッドへ潜り込む。

明日は何をしようとか考えながら。






ギィと開く扉。

こんな時間に構わず来るのはメルディ。




「どうしたんだ、メルディ。」

体を起こし、メルディを確認する。

メルディは目をこすりながら

こういった。




「眠れないよー・・・。
 一緒に寝よぉ。」




モゾ・・・とメルディは自分の布団に

潜り込む。

赤面。





「こら、メルディ!!」




あたふたとメルディを退かそうとしたが

寝ていた。




「まったく・・・・眠れるじゃないか。
 僕だって、男なんだぞ?」




一言愚痴を漏らし

自分も布団に入り、思った。





あぁ、幸せだな。



こんな日も悪くはない。








-fin-





あとがき
キルメルはあまあまでほのぼのがいい。
あのあとキールさんはメルディを襲うかどうかは
ご想像にお任せvv
でもキールにそんな芸が出来るとは思いません。【ォィ】