ねぇ、私達って幸せなのよね。








*天の川*








「きゃー!!!まじ綺麗だよっ。」

「おー!そーじゃのう!」





見つめた先には星の束。

「天の川」、織姫と彦星の物語の要。

毎日逢えないなんて可哀想。

だけど、毎日逢えないからこそ燃えるのかもね

なんて卑屈な考えをしてみたり。






「・・・・・?」



私の「彦星」が見つめる。



「モースケ、私なんかついてる?」


「いや、別に。」


ケロッとした顔で「彦星」は言う。




「星よりもシャボン娘の方が輝いとるし、綺麗じゃ。」















前言撤回。






毎日居たって鯉は燃える。

愛だって育む。





むしろ毎日いて欲しい。







キラキラ、ロマンチックな君は微笑んで。












-fin-






あとがき
モゼノマ、久しぶりで忘れてしまった・・・・!![オィ]
しかも短い・・・。