あぁ、これは





夢?




























*夢の彼方*





















ふと目を覚ます。






昼寝をしてしまったようだ。






夢を見た。クーリッジがいた。








私はふと思い外に出た。




何を思ったのかはよくわからないけど。






















「クロエッ!」



突然の声。

思ってもしなかった私への呼び声。









君を見る。











「なんだ、クーリッジ?」






ニコッと笑う君。

私は笑っているだろうか。

にやけているんではないだろうか。














「パンを作ったんだ。
 シャーリィがみんなを呼んでお茶でもしようって
 ことになったんだが・・・。」







私は話を聞いていた。

フッと笑う。











「?どうしたんだ、クロエ。」

「顔に砂糖が付いてるぞ。」

「え、うわ、恥ずかしい。」





恥ずかしそうに笑った。

そんな一面もあるんだな。






笑い合う。



思わず私は




夢の彼方。










私はクーリッジの周りを見た。







誰もいなかった。













「え、あぁ、クロエを先に呼ぼうと思ってな。
 一緒にみんなを呼ぼうと思って・・・・。」




あぁ、とっても嬉しい。

顔が綻んでしまう。




「・・・つまり、ついてきてほしんだな?」





「ぁあ、いやだったか?」















昼寝の夢のつづき?




ふと夢なのかのと思う。




頬を引っ張る。






やっぱり痛い。







そんな時間も夢心地。

































「いや、ついていく。

 むしろついていきたい。

 お前と二人で。」






















寝ても覚めても君の事。







夢でも現実でも

















貴方と夢の彼方。
























fin















あとがき。

TOAばっかり更新中の中ふとセネクロ。
やっぱセネクロ好きやわァ。[萌]
ヒーロー×ヒロインは王道ですねー。
[高原の中ではヒロインはクロエ]

というか、セネル君は家庭的な子が好きらしいですが
お前が一番家庭的だろうよ。
お前がいてくれれば掃除とかしてくだろうしよー。[笑]


そういえばセネクロの題名
「虚無の彼方」「夢の彼方」ってかぶってるなァと
いま後悔。。。