*幸せな寝床*
むくっ・・・とベッドから体を起こす。
隣には、ティアとミュウがいた。
珍しくティアは寝過ごしていた。
なんでティアがいるんだ・・・?
まどろみの中、思考回路をON。
あぁ、思い出した。
昨日、ティアが怖い夢を見たといい
一緒にいて、そのまま寝てしまった。
「怖い夢」。それは「俺がいなくなる夢」。
その夢は正夢に近い。
だけれども、それは自分にも「怖い夢」であった。
泣き疲れた二人。
でもそれはとても幸せで、胸がいっぱいになる。
思われている。俺はティアの中に確かに いる。
ミュウとティアはまるで親子のようで
ティアがミュウを抱きしめるように寝ていた。
フッと笑みがこぼれる。
もしティアが俺の子を産んだなら―。
そんな風に考えて、少し、照れたり
幸せになり、少し辛くなる。
少し我慢する。
あぁ、今この時君は目覚めずに
俺を幸せにする。
俺が目覚めたとき
今君の寝顔を
見たら
生きてるなぁ、って感じた。
明日もずっとこの先も
このまま
君の寝顔がみれたらなぁ。
幸せな寝床。
あとがき。
お久しぶりの更新。
最近あまり寝てないので眠いです。
そのせいか、こういうネタばかり思いついたり。
ガイナタも描きたいなぁぁv